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〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟を知らなくても

・こないだ友達の家でホームパーティーをしたんだけど、たくさん食べる女の子3人での最高なパーティだったこともあり、みんなが持参した美味しそうな食べ物で机がパンパンになるという最高の光景。

 

・それを見てひとりの友達が「ワンピースってこれのことじゃない!?」と言った。もうひとりの友達が「それってどういうこと?」と尋ねた。

 

・「ワンピースはワンピースの漫画の主人公たちが探してる宝物のことなんだけど…」「うんうん」「ゴール・D・ロジャーっていう海賊が処刑前にこの世の全てをそこに置いてきた!って言ってそのこの世の全てがワンピースで…」「え?それはいつ言ったの?」「あ、処刑されるとき!海賊だからさ、処刑されて、あ、それはそのルフィたちの時代より前のこと!で、そのときにそのワンピースっていうすごいお宝があるよ〜ってことを言って処刑されて」「うんうん」「で、そのワンピースっていうのが何かわからないんだよね。どんなものか?がわからないの。」「それは作中でってこと?」「そうそう、読者にもまだわからない…」「あ!だから、この、これが、ワンピースって、あー、なるほどね」「そうそう」

 

・という、こんな感じのやりとりがあって、不意に思い出すくらい大好きなやりとり。

 

・知らないことに興味を持つ、ちょうどよく説明して、ちょうどよく理解する。

 

・何が嫌いかより何が好きかで自分を語れ、ということついて考える。考えて、好きなもので自分を語ることもできないのかもしれないな、と思う。できるけど、それだけじゃないというか。

 

・嗜好と人格みたいなものはまた全然違うものなんじゃないか

 

・好きな◯◯って色々ある、音楽、映画、小説、動物、芸能人、数え切れないほどある。でも、好きなそれが被っても性格が合うとは限らないし、その逆もそうだなーって。

 

・趣味の合う友達も最高だけど、あなたの好きなものについては何もわからないけど、わたしはあなたのことをよく思っています。わたしも同じ気持ちです。という関係はそれはまた心地よいなあと思う。

 

・なにごとも否定しないってことかなと思う。好きなことも、好きじゃないことも。

 

・あるがまま受け止める。興味があれば聞く、興味を持たれたら話す。など。

 

・嗜好はわたしを構成する大事な大事な要素ではあるがもちろん全てではない、ということ。そして他者にとっても同じだということ。油断するとなんかわかんなくなっちゃう。

 

・だけど、大人になってからの私の方針としては、好きなものは多い方が楽しい!なので、なんでも好きになりたい、と思う。色んな人の好きなものを聞いて、なるべくは好きになりたい。なれないものは正直に言って、それが許される人と親密になりたい。

 

・でもわたしもし本気でうしおととらを紹介して拒絶されたら三日三晩寝込むだろうし根に持つかもしれない。そう思って本気の布教ってしたことないな(わたしなんかがわざわざしなくても不朽の大名作ですが…)

 

・理想の関係性と、理想の自分は、常に頭の中にあればいいし、とりあえず。