子曰く!
・何年か前に部屋の掃除をしていたとき、中学生の時に使ってたノートを発見した。無印の何も書いてないやつ。
・これ!
・で、なんか、各教科に分けてて、絵とか何かをデコるとか、ずっと好きだったから、表紙に自分でいろいろ書いてた。
・ビジュアル系バンドの歌詞とか
・雨降りの火曜日、湿気が酷く心地良い 荒れ果てた寝室から聞こえる感情的 彼女の不満、強欲、嫉妬や束縛癖 苦悩はやがて切れて僕の事を壊すのでしょう? 雨降りの火曜日、寝室へは行きたくない ヒス体質の君が、また手首に見とれてる 僕の苦悩はやがて自発的に管を切る 予定通りに僕を壊して呉れたね 足下で今更媚びるなんて正気かい? 笑えるよ何処迄君は醜いんだい… 薔螺薔裸薔羅唾液に薔薇 散るは今宵 涙、など無い。 薔螺薔裸薔羅愛していた 君よ過去よ 帰らずの甘い日々よ
・大日本異端芸者だったときのガゼットの「舐〜zetsu〜」の歌詞です。最高〜。これをノートに書いちゃう中学生のきわこちゃんも最高よ〜♡
・でも、国語のノートだけちょっと様子が違っていてノートの真ん中にドンっと
・「子曰く! 徳は孤ならず必ず隣あり!」
・って書いてあった。
・論語です。
・!がかわいい。
・徳がある人はいつだって誰か理解してくれてるからひとりぼっちにならないよ。っていう。
・なんかずっと忘れてたんだけど、私これすごい好きだったな。
・この言葉は忘れてたけど、こう信じて生きてたかも。
・誠実に真摯に接したら、その分だけきっと誰かが誠実に真摯にしてくれる。
・その通りになってる気がするな。もちろんそうじゃないことだってあるけど。
・わたしが誰かと対立したときにわたしの側についてほしい、とかそういうことじゃなくて、わたしのそばにいてほしい。考えがどっち寄りでもいいから、善悪を超越したところで、一緒にいてほしい。わたしだってそうしたいって思ってる。
・前に友達が恋人と喧嘩した話を聞いていて、まあ恋愛なんかさ、どっちが100%悪いなんてことはないと思うんだけど、その話もまあ本当に聞く人によって違うけどまあ50:50だよね〜ってぐらい。
・でも、99:1くらいでも、あなたに擁護できる部分があるなら、わたしはあなたの味方をするよ、って言った。し、そう思う。
・猫を惨殺したところを見られ咎められた、とかだったら擁護のしようがないな。
・でも、なんか、結局世の中は多面的で、みんなそれぞれの正義で生きてる。別の場所で生まれて、別の場所で生まれた人間に育てられて、別のものを食べて、見て、聞いて、触って、過ごしてるんだから、そりゃそうなるよね、って思うんだけど。
・だからもう最終的には正しいとか善いとかじゃなくて、好きだからこっち!ってことになるよね。
・だからこそ好きになる前に考えたい、信頼に値するか…。
・好きになった人のこと、好きじゃなくならざるを得ないことがあると、本当に本当に悲しい。好きだった分、より悲しい。悲しいよ、悲しい。
・思い出し悲しいをしています。
・思い出し悲しいをやめました。
・でも、悲しいのが嫌だからって、悲しくないふりをするために、悲しくなった理由から目を背けてなかったことにするのは(私のよくやる手段だったけど)やめようって思う。
・それは、悲しいときに隣にいてくれた人に、失礼だと思ったからです。