損得
今日外の広場みたいなところでご飯を食べてたら強い風が吹いてきて、自分の食べたもののゴミが落ちちゃった!
あらあら、まずいまずい、と思って拾った。ふたとか、割り箸の袋とか。で、よく見たらおにぎりの袋のはしっこも拾ってて、わたしはおにぎりは食べてないので、わたしのゴミじゃなかった!
そのときなんか「損した〜」と思った。それがなんでかなあ、って5時間ぐらい考えてた、今日。
自分の労力を自分の責任外のものに使ったからだと思うんだけど、でも、体力が可視化されるゲージになってたとしても1すら減らないような労力だったのに、明確に、うわあ、損しちゃったな、と思った。
なんかそんな自分がちょっと嫌だったのかも。ゴミぐらい喜んで拾ったらいいのに。自分のゴミを拾うことによって誰にも拾われなかったゴミも拾えてラッキーみたいな!
ていうか、ラッキーとかラッキーじゃないとか損得勘定でばっかり動いてるのってなんかつまんないかも…。
ていうか、あらゆることを自分を勘定に入れないって賢治ってまじでやべー。わたしもそうありたいと思ってるけど、うーん、でもやっぱり、あまりにも自分を勘定に入れなすぎると、わたしを勘定に入れてくれてる人が代わりに怒ったり悲しんだりしてくれるから、それってなんかそれももしかして嫌かも?って思ってきてる、ここ数年。
損得勘定のこと、損得感情だと思ってて、損したなあ、とか、得したなあ、とか考える気持ちのことだと思ってた。こどものとき、かわいいー。